カテゴリ:エッセイ( 5 )

ティダと歩けば

ここ数日、寒かったのでティダの散歩をパスしてました。

今日こそは・・・

と思いながらも、なかなか重い腰が上がらずに

ようやく午後になって散歩へ出ました。

我が家の近くには、建設中のマンションがあります。

その前の道がティダの散歩コースのひとつ。

今日もそのコースを歩きました。

工事現場の入り口に立つおじさんが

私たちが通るときに、安全確認をしてくれて

「どうぞ~」

と合図をしてくれました。

あれ?

今のは、私にではなくてティダに!?

私は軽く会釈をしながらおじさんの前を通過。

ティダは堂々と通過(笑)

時間にしたらほんの数秒。

でも、おじさんの心遣いが嬉しくて思わず笑顔になりました。

笑顔は人を明るくする。

本当にそうだと。

つい家にこもりがちな私だけど

ティダがいるから、外へ出る。

外へ出るから、笑顔のタネがもらえる。

そんな気がした週末の午後。


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ただ今、修行中どす♪
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by chacha-tida | 2012-01-13 15:34 | エッセイ

昔のままで・・・

その喫茶店は、裏通りにある。
初めて訪れたのは、私がまだ花のOL時代だった。

バスを待つ間にお茶をしたのをきっかけに気に入り、度々訪れていた。

その喫茶店に、先日ふらりと入ってみた。
なんと9年ぶりだ。
店内はあの頃のまま。
メニューは変わっていたけれど、ちょっと頑固なマスターは健在だった。

あまり苦いコーヒーは苦手な私だが、ここのコーヒーはすっきりとしていて
それでいて香りが深くて私好み。大好きだ。
大きな陶器のジョッキに入れてくれる、自家製アイスコーヒーもまた美味しい。
それに、バランスもボリュームももちろん味も満点のランチはワンコイン(500円)

周りの景色はすっかり変わってしまい、表通りにあった古い教会は今はもうない。
お店の数も少なくなったらしい。

あの頃、毎日が得意先や工場とのやりとりでヘトヘトになってたっけ。
でも若かったから、休みには友人と遊んでいたなあ。
父も母もまだ若くて健康で、私は自分のことだけを考えていた日々。

コーヒーを飲む間に、一気に思い出してしまった。
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by chacha-tida | 2009-07-29 13:06 | エッセイ

キンモクセイの香り

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散歩と膝のリハビリを兼ねて、だらだら坂を下って書店へ行く
あれこれ本を見て、文庫本を一冊
近くの食堂でオムライスを注文して…
昼下がりの食堂には、私ひとり
のんびりと味わってから、今度はだらだら坂を登る
下りよりも歩幅は小さくゆっくりと

どこからかいい香りがして、見上げるとキンモクセイ
ゆっくりじゃないと気がつかない

眠れない夜があったって
さざ波のように揺れていたって
なんてことないって思えてくる

さあ、ティダの待つ家へ帰ろう
いつもより丁寧にコーヒーを淹れて
買ってきた本を読もう
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by chacha-tida | 2008-10-07 14:13 | エッセイ

シアワセな瞬間

今年の夏、ふらりと立ち寄ったお店
そのお店の味にみごとハマってしまい、週に一度は通っている
ダイエット中だというのに

それは、中華&タイ料理のお店
なんで中華&タイなのか、その謎はまだ解けていない
でも、とにかく美味しい!
のひとことに尽きる

昨日も我慢できずに訪れたのは、昼下がり
ランチタイムを外すのがベターなので

同じようにひとりで入ってきたご婦人と、カウンターに並んで待つこと10分あまり

昨日は初めて注文したメニュー
ひとくち食べた瞬間
   「美味しい♪」
と、思わずニンマリとしてしまった
人が見たらなんと不思議な光景だろう
でも私はそのひとくちで、シアワセ~って思ったのだから仕方がない

次の瞬間、お隣のご婦人に
  「それ、どんなお味ですか?」
と聞かれた
  「あまりに美味しそうに食べているから」

これにはお店の人も思わずニンマリ
結局、お店の人も加わって三人でお料理を語り合うことに

なんて素敵な時間
なんて楽しい時間
ココロもお腹もほっこりと

美味しいものは人をシアワセにする
あらためてそう思った初秋の昼下がり

いつか、中華&タイの謎を解いてみたい
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by chacha-tida | 2008-10-02 14:09 | エッセイ

ひょっこりと・・・

ひょっこりと出てきたエッセイ
昨年の11月に 『JTA美ら海物語エッセイコンテスト』
に応募し、見事に落選したものです 

お時間のある方は、ご遠慮なくどうぞ~
               長いよ・・・emoticon-0136-giggle.gif

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『沖縄の魅力』

沖縄の魅力ってなんだろう。
ここ数年、毎年のように訪れているのに言葉で表現できない。
見えないなにかに引かれているかのように、また行きたくなる場所。
沖縄を後にするときはいつも、淋しさで無口になってしまう。

初めて沖縄を訪れたのは、高校生のときの修学旅行。
博多港から丸24時間の船の旅。
明け方の東シナ海の荒波でみんな船酔い。
お昼に那覇港へ到着してから、南北の名所を巡る分刻みの旅が始まった。
移動のバスでは熟睡し、どこを見て回り何に感動したのかさえ覚えていなかった。
ただ空と海が、青くてきれいだったということ以外は。

二度目に訪れたのは、夫と結婚してすぐの旅行。
夫も私も二度目なのに、ほとんど初めての経験に近かった。
見るもの、感じるもの、食べるもの、すべてが新鮮で深く印象に残った。
夫婦ふたりだけののんびり旅。
気の向くままのトコトコ旅。
市場の活気にワクワクしたり、息を飲むような景色に感激したり。
それでもトラブルはあった。
那覇市内の渋滞に巻き込まれて、ディナークルーズの時間が迫ってくる。
でも車はちっとも進まない。
ふたりの間に険悪な空気が漂ってきた頃、信号で止まった前の車に夫が
近道を教えてもらおうと尋ねた。
するとその運転手さんは、帰宅途中にもかかわらず
    「先導するからついてきて」
と、私たちの車をディナークルーズの集合場所まで裏道を先導してくださった。
私はすぐに受付をし、夫は運転手さんの連絡先をお聞きして
予定通り、ディナークルーズを楽しむことができた。
もしもあのとき、あの方がいらっしゃらなかったらきっと私たちは喧嘩していただろう。
もしかしたら、今こうして夫婦でいられたか・・・自信がない。 
そして沖縄旅行の思い出も、きっと苦いものとなったことだろう。

夕暮れに包まれた帰りの那覇空港で、ぼんやりと搭乗を待っていたとき
   『まだ帰りたくない。昨日に戻りたい。』
という思いで胸がいっぱいになった。
旅の終わりにこんな気持ちになったのは、初めてのこと。
いつもなら早く我が家に帰りたいと思うのに、自分でも不思議な感情だった。
今思えばそれが沖縄に魅せられた始まりだったと思う。
隣にいた夫に、「また沖縄に来たい。」と告げた。
夫もそれは同じだったようで、それから私たちは毎年のように沖縄を訪れている。

那覇空港の到着ロビーで上着を脱いだら、旅の始まりの高揚感と同時に
帰ってきた・・・と安堵感を感じる。
湿気を含んだ甘い空気が懐かしくて、涙腺までもゆるくなってくる。
回数を重ねるほどに、私たちの旅はのんびりとしたものになった。
あちこちを回るのではなく、じっくりと腰を下ろした旅。
思わぬ出会いもあったりして、だんだんと沖縄が第二の故郷のように思えてきた。
いつもの海辺のホテル、一年ぶりに会う笑顔。
まるで故郷に帰ってきたように、大きく優しく包み込んでくれる。
いつもは時間に追われて、キリキリと仕事をしている夫の顔が穏やかになる。
  『なんくるないさぁ~』
自然とそんな気持ちになっている不思議さ。
いつのまにか溜まっていった、見えない重りや埃のようなものが消えてゆくような開放感。
毎回、それを味わうために訪れるのかもしれない。
きっとそれはからだや心が、そうしたいとシグナルを出しているのかもしれない。

今年の秋は石垣島を訪れることにした。
いつも秋の沖縄を予約する8月に、私は石垣島にいる夢を見た。
訪れたこともない場所で、静かに海を眺めていた。
ただそれだけなのに経験したことがないくらいに、とても心が穏やかだった。
石垣島へ行ってみたいという思いが湧いてきた。
そして日に日にその思いは大きくなっていった。
今年は春にも、父や弟と沖縄本島を訪れることができた。
だから夫婦ふたりの秋の沖縄は、迷わず離島へと決めた。
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初めての離島の旅。
夢にでてきた石垣島へ。
どんな経験をするのだろうか。
とても楽しみだ。
何回訪れても飽きることがない沖縄
旅の終わりに、次の旅の予定を考えてしまうなんて。


そう思う場所は沖縄だけだ。
もう理由なんて、関係ないのかもしれない。
拙い言葉では、表現なんてできないのかもしれない。
ただあの空気と景色は、ずっとそのままであってほしいと思う。

悲惨な戦争での人々の苦しみや涙も、そして平和な今もずっと静かに見守ってきた
あの景色だけは、ずっと変わらないでいてほしいと思う。
そして私たちはこれからも沖縄へ行くのだろう。
『帰ってきた』という安堵感を味わうために。
大きな何かに包んでもらいために。

2年前から飼い始めた犬には、迷わず‘ティダ‘ と名付けた。
我が家を照らす太陽の願いをこめて。
ずっと沖縄を身近に感じていたくて。
                                 =====2007年11月=====

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めざせ!!
エッセイ入選!!
ふぁいとぉ~emoticon-0165-muscle.gif
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by chacha-tida | 2008-05-13 12:00 | エッセイ